最近の試合もろもろ


〜MIX戦について〜

■堅い守備

こちらチームから見ると、危なげない試合でした。
打撃についてはさて置き、守備が堅いとやはり試合は締まります(特に外野)。
特にこちらチームのレフトの始動の仕方等は、動画でも勉強になると思います。

〜11.20 木馬戦〜

■フライを捕るということ


3回裏の相手チームの攻撃時のライトフライについて。
完全に落下点に入っているフライでした。しかし、結果は落球。
何度も書きますが、ボールを捕球する際の基本は

・脇を締める
・グローブを立てて捕る
その基本をフライの捕球時に活かすには
・確実に落下点に入る(少し後ろから入る)
・顔の前(少し横)で捕球するようにする

これだけ抑えておけば、必ず捕球するようになれます。

■挟殺プレーをかいくぐるには?

4回表のこちらの攻撃時、1・3塁に走者がいる場面がありました。
牽制球に1塁走者が飛び出し、1・2塁間で挟まれ、その間に3塁走者が本塁を踏むというプレーです。
このプレーで守備側が考えなくてはならない事は

・3塁走者を本塁へ向かわせないこと
・1塁走者を確実にアウトにすること
・あわよくば3塁走者を誘い出し、3・本間での挟殺プレーに持ち込むこと
逆に、攻撃側が考えなくてはならない事は
・3塁走者は必ず本塁を踏むこと
・1塁走者はとにかく簡単に諦めないこと
・あわよくば、1塁走者は2塁へ進塁すること

この時の3塁走者は私でしたが、学生時代にもたまにあったプレーでした。
守備側の視点から考えると、いつまでも挟みっこをしていると、3塁走者に隙を与えてしまいます。
また、出来るだけ近い距離での挟みっこをしたいところです(これについては後述)。
ですので、1〜2回のやりとりで必ず走者をアウトにする。
そして万が一3塁走者が本塁へ向かったら、三塁手や捕手が大きな声を出して
ボールを呼ばなくてはなりません。
もし3塁走者が中途半端な場所にいたら、思い切ってボールを持った野手が3塁走者目掛けて
走ってしまっても構わないと思います。

次に攻撃側の視点で言えば、点を取るチャンスです。
1・2塁間で走者が挟まれた時点で、3塁走者は本塁を狙う。
その時に、最後までボールを見ているようにしましょう。
次に、2塁近くの野手と1塁近くの野手の距離が遠い場合、
単純に考えて投げる距離が長くなりますよね。
長い距離を投げるには、きちんとしたフォーム・勢いで投げないと相手が捕りにくい
ボールなってしまうので、意識していなくてもクイックのフォームが大きくなりやすくなります。
ここからがポイントですが、2塁近くの野手がボールを持った時点で、本塁にゆっくり近づく。
そして、2塁近くの野手が1塁近くの野手にボールを投げたと同時に、全力で本塁へ向かうのです。
こうすると、相手にボールが届くまでの時間があるので、
どんな鈍足な走者でも本塁に帰る確率が上がるのです。

■私が打席時に心がけていること

あまりこういった事を聞かれた事も言う機会も無いので、まとめてみたいと思います。
基本的にルーチンは変わりません。

ベンチ時
・相手チームの投手のフォームに合わせ、「1・2・3」でタイミングを取って考える。
(ワインドアップ、セット、クイックがあるので、それも考慮に入れる)
・塁に出た時を考えて、牽制時のフォームなども見ておく。
・野手陣のプレーを頭に入れておく。
・捕手の配球を考える

ネクストでの待機時
・マスコットバットで必ず素振りをする(実際使うバットが軽く感じるから)
・ベンチで見たタイミングが合っているかを再確認
・捕手の配球を考える

打席時
・挨拶しながら、軸足から打席に入る
・バットの先端をホームベースの一番外角側に置く
(今立っている位置で、外角にバットが届くかの確認)
・左手でバットを振りながら、野手の守備位置を確認する
・一度バットを肩の上に乗せ、力を抜く事を意識する
・メガネポジションを整える
・息を吐きながら構えに入り、力を抜きながら自分が弓の弦のようなイメージをする
・バックスイングでもう一度上半身を力を抜く
・インパクトに向かって、力を込める
以上。

とにかく意識しているのは上半身の力を抜くこと。
よく「構えのバットの入り方がすごいね」と言われますが、
上半身の力を抜いて一番バット柔らかく持っている感触があの形なのです。
人のフォームを見ていると、せっかくバットを寝かせている構えにも関わらず、
肩に力が入りすぎている人を何人も見かけます。
ですから、私が「こうしたほうが良い」と声を掛けた人には、バットを肩の上に乗せて、
余分な力を抜く事をおすすめしています。
また上半身の力を抜くのと同時に下半身の土台を作ります。
その為に一番良いのが深呼吸。
息を大きく吐くと上半身の余分の力が抜けます。そして、下半身が締まり、
しっかりとした土台が作れます。
皆さん一度お試しあれ。

2 Responses to 最近の試合もろもろ

  1. 魔王

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    草野球のーと、いつも楽しく拝見させて頂いております。
    魔王でございます。
    挟殺プレーの件ですが、
    ランナー1、3塁で自分が3塁ランナーの場合、
    1塁付近の野手がボールを持った時点で歩きながらリードを取り始め(助走)、2塁付近の野手に投げた瞬間にスタートを切ります。
    理由は単純に2塁付近の野手からの方が本塁までの距離が遠い&3塁ランナーは2塁付近の野手の視界に入りづらい。
    当然ケースバイケース、各野手の肩や野球知識、1、2塁間どの位置での挟殺プレーかにもよりますが。。。
    いかがでしょうか?

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >魔王さん
    いつもありがとうございます。
    >>当然ケースバイケース、各野手の肩や野球知識、1、2塁間どの位置での挟殺プレーかにもよりますが。。。
    確かにその通りですね。それを踏まえた上でお答えします。
    私が「2塁付近の野手」をキーとして考えるのは、3塁走者からその後の状況も見やすいということ。
    それと、1塁付近の野手が2塁方向に向かいながら捕球するので、
    本塁への送球には、例えば三塁手がボテボテのゴロを1塁へ送球するのと同じように
    きちんと体を切らないと、きちんとしたボールが投げにくい状況にあると考えているからです。
    また、一塁付近の野手が体を切りながら投げようとしてもダメな(間に合わないような)場合、
    1塁走者が進塁する形で挟殺プレーを終える確率も増えるからです。
    確かにご指摘のように、「2塁付近の野手」のほうが本塁から遠いので、暴投する確率も増えますし、
    投げても走者のほうが先にホームインする場合もあると思います。
    どちらにしても、相手チームの野手のプレー・肩・野球知識等を、事前の練習や試合中のプレーの中で、
    観察して常に頭の中に入れておく事は重要ですね。

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