コーチャーについて

ここではコーチャーについて書きたいと思います。
野球ではコーチャーの働きがとても重要です。
特に3Bコーチャーは。
ある程度野球を知っていて、ある程度チームメイトの走力も知っていないと
コーチャーはできません。
…と書くと皆やらなくなってしまいますが、要するに冷静に試合に集中していれば大丈夫です。
何度も書いてきましたが、コーチャーに必要なのは

・大きな声
・大きなジェスチャー


これを恥ずかしがっていてはコーチャーはできません。
大きな声というのは「行け!」なのか「戻れ!」なのか「スライ!(ディング)」なのか
「ノースライ!(ディング)」なのかです。

ただ、試合が盛り上がってくると、自分の声がかき消されてしまう場合も多いです。
そういった場合に必要なのがジャスチャーです。

コーチャーのジェスチャー(アクション)はある程度決まっています。
ここでは自分が3Bコーチャーだとして書いてみたいと思います。

・回れ!(行け!)
例)1アウト、ランナー2塁。バッターが右中間に大きなヒット性の当たり。

誰が見てもヒットになる打球の場合ですが、ランナーは2塁にいるため、
打球が目で追えません。
ですので、コーチャーはここで「大丈夫だ!回れ!」という事をアクションで
ランナーに指示します。
「大きく腕を回す」これだけです。「塁を回れ=腕を回す」のです。

・止まれ!(行くな!)
例)1アウト、ランナー2塁。バッターがライト前にヒット性の当たり。

ここではランナーを大事にしないといけません。
ライト前ヒットでは、ホームでアウトになる危険がありますので、3Bで止めたい時などです。
ランナーはもちろんホームに帰るつもりで走っていますので、多少オーバーランします。
ですがコーチャーは止めたいので「両腕を大きく開いて、手をパーにして」止めます。

また、同じ状態でライトに浅めのフライ(アウトになる確率のあるフライ)が上がった
場合は、ランナーは2Bからタッチアップもできますが、浅めのフライなので
タッチアップできそうにもありません。
この場合は「手をパーにして、両腕を上斜め前に出す」アクションをして止めます。
「来なくて良いよ〜」的な感じで。

・スライディング指示
例)1アウト、ランナー2塁。ランナーが3盗。

盗塁の場合は基本的にキャッチャーが後逸しない限り、セーフになるタイミングが
危ういです。
ですので、ここでは確実にスライディングさせます。
「ランナーの目線に入るように腰を少し屈め、手をパーにして、両腕を前に出し、
それを上下に振ります」。

「スライディングが必要だから、沈め、沈め」的な感じで。

・ノースライディング指示
例)1アウト、ランナー2塁。ランナーが3盗。

スライディングと同じ場合で、キャッチャーが後逸したとします。
ゆっくり3塁に来れるわけですから、スライディングはいりませんので
「ランナーの目線に入るように腰を少し屈め、手をパーにして、ワックスかけてワックス取る。
それを両方いっぺんにやります」。

「スライディングが必要ないから、いらないよ、いらないよ」的な感じで。

2 Responses to コーチャーについて

  1. 崎山

    とても良い参考になりました。僕は、中1で、三年生が3人。2年生は0。1年生は11人なので、コーチャーに出なくてはならなかったので、本当に有り難うございます!

    • >崎山さん

      コメントありがとうございます!!

      コーチャーは非常に重要にですので、「大きな声」と「大きなジェスチャー」で
      ランナーに指示をきちんと出してあげてください!!
      がんばってくださいね!!

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