10/16(土)試合もろもろ


■スライディング

スライディングをするに当たって、手は絶対地面につかないようにしましょう。
手首の骨は、自分が思う以上に簡単に折れます。
送球の余裕に問わず、スライディングをするならする。しないならしない。
手をつかないスライディングを早く身につけましょう。

■速いゴロ系の処理



上の動画は、形は違えど「向かって来る打球に対して、止まって捕球しようとしている」動画です。

私にも経験がありますが、バウンドした直後、またはハーフバウンドの打球を処理する際に
止まって捕球態勢に入ると、必ずと言って良いほど捕球出来ません。
例えば、猛スピードで突っ込んでくる車に対して、止まっている車で正面から止めようとしても、
勢いに負けてしまいますよね?
逆に猛スピードで突っ込んでくる車に対して、こちらも勢いを付けて正面から突っ込んでいけば、
勢いは(力は)相殺されますよね?
打球と捕球の関係もそれと同じで、勢いのあるバウンドした後のショートバウンドや
ハーフバウンドの打球は、重力に逆らって上がってくる力が作用しているのでボールに勢いがあります。
故にこちらも勢いを付けて捕球をするか、体に当てて前に落とす気持ちがないといけません。
また、バウンド後の上がり際の打球を捌くには、常日頃からそういった打球を捕球する
クセを付けておく必要があります。

だとしたら、ボールの落ち際(打球が地面に落ちる前)に捕球するようにすれば、
速い打球であれ、勢いが衰える瞬間に捕球する事ができる
と思いませんか。
要はそっちのほうが断然捕球しやすいのです。
それには打球判断が必要ですし、前に勢いを付けてダッシュする必要もあります。

■交代は早めに

自分が次の打順の際にコーチャーに入っている人は、早めに他の人と交代しましょう。
ベンチから気付くことも、もちろん必要ですが、相手チームのHくんをお手本にして、
自分から大きな声で「変わってくれ」と意思表示をする事はとても大切です。
(もちろんその声がベンチに届かなくては意味がありません)
自分の打席に備え、早めに余裕をもってネクストの輪に入る。これは立派な「準備」の一つです。

■打席位置を変えてみる

試合中相手チームからもありましたが、相手投手のボールが打ちにくければ、
打席位置を変えてみましょう。
遅いボールの投手に対しては打席の中で投手寄りに立ち、速く感じる投手の場合は捕手寄りに立ってみる。
野球は常にその人の臨機応変さを求められるスポーツでもあります。
こんな時どうすれば良いか?こうなったらどうするか?それは打撃時・守備時問わず
常に意識しておく必要があります。
先程の話にもカブりますが、実際に打席に入っていては気付かない事も、
ネクストでは前の人の打席をほぼ真横から観察できる事によって、
見て・感じて・考える時間でもあるのです。
ネクストでの待機は「自分が良い結果を残すための準備の時間」なのです。

■準備

「Still love her」や「木枯らしに抱かれて」が似合うシーズンになってきました。
酷暑も過ぎ、半袖のアンダーシャツでは少し寒く感じる季節です。
早朝に外に出て、「寒い」と感じるという事は、それを脳が敏感に感じているということ。
つまり「暑い」と感じる時よりも汗が出にくくなっているのです。
という事は、夏と同様のアップを行っても汗が出にくい状況になっているので、余分に走り、
より汗を出して体をほぐす必要があるのです。
試合の中盤から終盤で体がほぐれてくるという人は「準備」を怠っている証拠。
例え遊びでも「試合に勝ちたい」という気持ちがあるのならば、試合の始めから最大限の
パフォーマンスを出さなければなりません。
相手は「勝ちたい」という気持ちでグラウンドに来て、試合の始めからパフォーマンスを発揮して、
その為の準備を行っているのですから。
先日の試合の時も、ペッパーを行う時間はありませんでした。

失礼な言い方かもしれませんが、「遅いボールの投手」を打つ為には、きちんとペッパーを行って
緩いボールを真芯できっちり打つという「準備」が必要です。
そういった細かな準備を怠っているという事は、先日の試合の勝敗も必然と言えば必然だと思います。
またこれからのシーズン、準備を怠ると腱が切れたり、関節を簡単に痛めてしまうでしょう。
シーズンも残り僅かですが、怪我無く一年を終えるために、出来る準備はきちんとする。
今は怪我をしていない人はもちろん、どこかを痛めている人はより悪化させないように
ケアしなければなりません。
それが、日常生活に支障をきたさない範囲で精一杯楽しめる「本当の大人の遊び方」だと
私は思います。

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