10/2・3 試合もろもろ

時が経つのは早いもので、全く更新せずに二週間…。


■走塁時のスタート

ランエンドヒットでも、ヒットエンドランのケースでも、スタートだけはきっちり行ないましょう。


スタート時のポイントは、

・首を進塁方向へ素早く向けること。
・左足を進塁方向へ踏み込む事を意識すること。

そうすると倒れ込む形になりますが、その倒れ込む姿勢こそスタートダッシュに不可欠です。

■盗塁後/帰塁時の注意点

とにかくボールをすぐ目で追うこと、また見つけること。

盗塁時の比較動画ですが、ボールを野手がこぼしていれば次の塁をさらに盗れるチャンスでもあります。
その為にも、今ボールを誰が持っているか、どこにあるのかをきちんと把握する必要があります。

■敵に背中を見せない

また帰塁時も、ボールを持った選手に背を向けて帰塁する事は止めましょう。
もしかしたら捕手がボールをこぼしているかもしれませんし、こちらに投げて来るかもしれません。
「どうせ投げて来ないだろう」、「どうせ後逸していないだろう」というように自分の頭の中だけで
決め付けるのではなく、自分でしっかり見て確認をすること。
走行中の「だろう運転」は、大きな事故の元にもなります。

■クイックの差


出来るだけ小さなフォームでボールを投げること。それがクイック投法の基本。
フォームのほんのわずかな差で走者の「一歩」が変わります。
その小さな「一歩」の差が盗塁を刺せるか刺せないか、
つまりアウトを一つ取れるか取れないかという大きな違いになってきます。
走者を背負った状態で、投手は出来るだけ小さなフォームで投げる。その後は捕手の仕事。
投手はとにかく小さく速く投げる事を意識してみてください。

■打たれる事を怖がらない

全くバットにかすりもさせず、全てのアウトを三振でもぎ取るような剛腕投手は、
おそらく野球でご飯を食べているでしょう。
投手を含めれば、フィールドには9人の野手がいます。
その9人のどの守備範囲に飛んでも、捌いてくれると信じて思い切り投げる事は大切なこと。
そのため、野手はどんなボールでも捕球できるという安心感や信用を、常に投手に与える事が必要です。
その表現として使うのが声であり、声を使った鼓舞であり、実際のプレーであると考えています。
また、投手は「打たれる」のではなく「打たせる」つもりで意識して投げる事が大切です。
マウンドに上がると、ついネガティブな事を考えがちになってしまいます。
「長打が怖い」、「四死球が怖い」、「この走者を帰したら負けてしまう」等々…。
野球に限らず、どんなスポーツでもメンタルな部分は重要になってきますし、
特に野球は指先を使うスポーツ。
心理的に弱気になっていると、素直に球筋に表れてしまうスポーツです。
だからこそメンタルな部分は、とにかく重要です。
仮に自信のあるボールを打たれたとしても、「参ったなぁ」とは思わず
「あのボールをよく打てたな」と、逆に打者をホメるくらいのゆとりが必要です。
先程も書いたような剛腕投手は我チームにはいませんし、また私個人としては、
そういった投手は必要ないと思っています。
だからこそ、一つのアウトを全員で取りに行き、そのアウトが取れた時の喜びや充実感を
全員で分かち合えると思っているからです。
投手はボールを置きに行かずにミット目掛けて思い切り投げること。
そして野手はとにかく「守っているから大丈夫だ、安心して投げろ」という気持ちを
様々な表現やプレーで投手に安心感を与えること。
それが出来れば、どんなチームにも負けないチームになると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt=""> <pre lang="" line="" escaped="" highlight="">

Spam Protection by WP-SpamFree