9/4(土)試合もろもろ


■以前の試合との変化

打撃時において、以前との大きな変化を感じる事は、各々が「ストライクゾーン」を
理解してきていること。
とんでもなくストライクゾーンを外れているボール球、
つまりクソボールに手が出なくなってきている事が、
フォアボールを多くし、出塁率を高めている大きな要因だと思います。
この事は今後も活きてくると思いますし、相手投手がコントロールに苦しんでいる場合では、
とにかく「ボールを絞る」ことに徹することができます。
つまり、ボール球には手を出さないようにして、ストライクゾーンを見極めて、
そこに投球が来た場合のみスイングするという事が大切になってきます。

■先頭打者とフォアボール

回の先頭打者は、何としても塁に出たいところ。
その為にもフォアボールを選ぶなり、ヒットやエラーに関わらず出塁する事は、
とても重要な事です。
そういったチャンスメイクに徹する事が出来た#7さんの1・2打席目のフォアボールは、
私はワンヒットの価値があると思います。

■ベンチの声


守備に着いていない、あるいは打順が廻ってこない時にベンチにいる選手は何をすべきか?
答えは簡単で、フィールドにいる選手以上に声を出して応援をすること。
「ナイスピッチング」、「ナイスラン」、「ナイスバッティング」、「さっきレフトに飛んでるよ」、
「サード行くよ」等々、何でも良いのです。
それが各々の備えになり、警戒になり、あるいはやる気にもなるので。

■自分で判断をしない

攻撃・守備に関係なく、微妙な判定な時があると思います。
ライン際の鋭いゴロや自打球などの場合などです。
審判が迷っている、あるいは勘違いしている場合もプレーは続行しています。
守備時では、微妙な判定でもゴロを捕りにいく。そして、キチンと一塁へ投げておく。
攻撃時では、フェアかファールかを考えず、とりあえず進塁する。
結果的にフェアでなくても、守備時であればゴロ捕球、送球の練習にもなりますし、
攻撃時は、コーチャーが走者に対して「ファウル」だと教えてやれば良いだけです。
プレイヤーが自分で判断をしない。判断をするのは、あくまで審判です。

■脇を開けて捕らない

これはキャッチボールの基本でもありますが、ボールは脇を開けず、
グローブを縦にして捕球をするのが基本です。
脇を開けてしまい、グローブを寝かせて捕球する人の多くは、捕球をグローブやミットに
頼りきってしまっている人に多い捕り方。
グローブやミットを寝かせて捕るという事は、どうしても親指部分が下になりますよね?
親指部分が下になるという事は、グローブやミットの大半の面積を使って捕球できないということ。
結果、「引っ掛け捕り」でボールを捕球してしまうので、打球をファンブルする原因にもなるのです。
試しに素手でボールを捕ってみてください。
素手でボールを捕ろうとした時に、親指を下にして、親指一本を頼りにボールは捕球しませんよね?
4本の指の付け根辺りでしっかりとボールを捕球していると思いますし、結果的に脇も
閉まっていると思います。
もっと言えば、素手の場合、ガッチリとボールを捕球する為に、両手で捕球していませんか?
それと同じ事をグローブやミットでもやれば良いのです。何も難しい事はありません。
キャッチボールの段階で、自分で気付いたり、相手の脇が開いているようであれば、
お互いに指摘し合って、少し素手でボールを捕る感覚を養ったほうが良いと思います。
そういった積み重ねが一つ一つの打球をきちんと処理する一番の近道だと思います。

■左投手の牽制

自分が一塁走者の場合、右投げの投手に比べ、左投げの投手のほうが牽制球は速く一塁に到達します。
当たり前ですよね?左投げの投手は一塁に体が向いているので、投げやすいからです。
ですので、右投げの投手よりも、より警戒心を強め、相手投手のクセを見抜けように心懸けましょう。

■エラー後の送球

捕球エラー・送球エラーの後は、何が何でもアウトにする気持ちはとても大切。
しかし、それが力みとなって、エラーを重ねてしまう事も多々あると思います。
内野手の場合、捕球後その反動を付けて投げるので、より力が入りやすい送球になりがちです。
また、「気をつけなきゃ」と気負うほど、暴投につながりやすくなるのも事実です。
そういった時こそ、ノーバウンドの送球よりも安定したワンバウンドの送球を心がけましょう。
ノーバウンドとワンバウンドの送球を時と場合によって使い分けられる野手は、
より捕球をする事に心血を注ぐ事が出来ますし、確実にアウトも取る事ができます。
そして、確実にアウトを取れるチームは、何よりも強いチームになると思います。
私も自分の決めごととして、内野を守った場合は、
シングルで捕球した場合=ノーバウンド
逆シングルで捕球した場合=ワンバウンド
と決めて、回の始めの練習を行っています。
送球の安定こそが、チームを勝ちに近づける近道であると思います。

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