8/28(土)試合もろもろ

試合後の話と重複する部分もあると思いますが、重要な事なので再度記載しておきます。

■アウトになったら、速やかにフィールド外へ

基本中の基本。
時間は無限にある訳ではないですから。

■ボールインプレーとボールデッド


これも重要で基本的なルール。
球審が「プレイ!」と宣言すると、インプレー、
正式にはボールインプレーになり、プレーが進行します。

その逆で、ファウルやボークなどでプレーが止まったり、審判がタイム宣言をしたり、
プレーが一時的に停止した状態がボールデッドになります。
ボールデッドになると、打者や走者はアウトになったり、進塁したり、得点することはできません。
つまり、プレーの進行が中断されます。

また、フォアボールや振り逃げはボールインプレーですが、
デッドボールはボールデットになります(ややこしい)。

ですので、フォアボールの際に捕手が後逸し、いつまでもボールを捕球しに行かなければ、
ルール的には本塁まで帰って来ても構わないのです。
上記のアウトになった時と同様、フォアボールの際も速やかに一塁に行くようにしましょう。

■ボールがバットに当たったら

まず走る。ファウルだったら打席に戻り、インプレーだったら一塁に走ります。
決定権は自分ではなく審判にあります。

■走者になったら


走者の目的はただ一つ。
常に次の塁を狙って進塁する事を心懸け、最終的には本塁を踏むこと。
では、自分の前(次の塁)に走者がいる場合はどうしたら良いか?
先日の試合で、こちらの攻撃時、走者一・二塁の際に捕手が後逸。
→運悪く、審判の足にボールが当たり、捕手の近くにボールが転がる
→捕手に三塁へ投げられるとアウトになると判断した二塁走者は、二塁へ帰塁。
→一塁走者(#6さん)は止まれず、そのまま二塁へ進んでタッチアウト。
形は違えど、こんなケースが前にもあったような…※[240]後半参照。

さて、こんなケースはプロ野球にもあります。

動画のプレーについては、上記の動画後半で解説しているので割愛。
要するに、より本塁に近い走者が優先されるので、何があっても塁から離れてはいけないという事です。
さて本題ですが、「前に走者がいる場合」の走塁について。
私が走者で#6さんと同じ立場の場合、注視しているのは「ボール」ではなく「前の走者の動向」です。

理由としては
・前の走者の塁が空かないと、自分が進塁できないから(当たり前)
・サインが無い分、前の走者が盗塁したら、自分も盗塁し、ダブルスチールの形をとりたいから
・自分より前(次の塁以降)にいる場合、一塁手がベースから離れている機会が多く、
自分への牽制の可能性も低くなるから

もちろんボールから目を離す訳ではありません。
あくまで意識をボールだけでなく、走者にも置くという意味です。
それに、一塁手がベース付近にいた場合、孔明の罠何かの策があるかもしれない警戒をして
リードを狭める必要もあります。

具体的に言えば、
・投手がセットポジションに入る→目線は投手(ボール)
・投手がボールを投げる→目線はボールから自分のところに牽制が来ない事を確認し、自分の前にいる走者へ
(・走者が動かない→目線は走者からボールへ
(・走者が走った→目線は走者から次塁へ移し、打者にボールが届く頃を見計らって目線は打者へ
・捕手が後逸した→目線はボールから走者へ戻す。走者の動きに自分も合わせる
・捕手がボールを持った→目線は走者に向けられたまま。走者が戻ったので、自分も帰塁する
要するに、自分の事だけでいっぱいいっぱいになって緊張するのではなく、
広い視野で全体を見渡すということ。

その為には心理的に余裕を持つこと。余裕を持つという事は、場数を踏んで慣れる事が一番です。
試合でそういった機会を作り出せないなら、練習で場数を踏むしかありません。
一時の疲れに流されて、大切なベースランニングという練習を止めてしまう事は非常にもったいない事です。
なぜなら、野球は打つだけではなく、走らないと点が入らないとスポーツなのですから。

■外野でアウト0


何度か機会はあったと思います。しかし、この結果はいけません。
何の為の練習だったのか?誰の為の練習だったのか?
練習の為の練習をしていては、いつまでも経っても上達は望めません。

■野球の見方について


これは大切な事ですし、上記の全ての事にも絡んできますし、当然と言えば当然の事ですが、
あえて記載しておきます。
野球場まで足を運んで、試合結果に一喜一憂するだけ、点が入った・入らなかった、
打った・打たれただけを見に行くのであれば、夜のスポーツニュースで十分でしょう。
もちろん個人のお金で行く以上、見方は自由です。
ですが、自分がプレイヤーである以上、自分のプレーにも役立てられる「何か」を掴んで帰りたいと
私だったら考えます。
なぜなら野球はチームプレーである以上、他の一生懸命プレーしている選手に迷惑をかけたくないと
思っていますし、何より自分が少しでも野球を巧くなりたいと考えているからです。
その為に球場で野球を見るだけなく、色々な人やメディアから話を聞いて、自分で試して、模索して、
自分に合わない考え、やり方ならば、それを捨てれば良いだけです。
取捨選択は後から考えれば良いだけですから。


時間に余裕があれば、球場で上記の動画のようなシーンを見る事もできるでしょう。
プロ野球の選手は簡単にフライを捕球して強い送球を簡単に投げているように見えますが、
元々の体の強さだけはなく、フライを捕球しやすいように、また取ってからボールを投げやすいように
足を動かして調整しているのです(細かくステップしていますよね)。
もっと言えば、しっかりと捕球できるように試合に向けて練習の段階から準備をしているのです。
内野手でも同じこと。捕球技術が高いのではなく、簡単なバウンドで捕球できるように
捕球する準備、送球する準備をきちんと行っているのです。
その準備を行えるからこそ、技術が伸びていくのです。
そもそも本当に野球が好きでなければ、そこまで目は向かないかもしれません。
目当ての球団、目当ての選手からだって、得る物は多々あると思いますけど。

私がプロ・アマ問わず、球場に行くと必ず見ることは
・試合前の練習(いかに体を早くほぐす努力をしているか、どういった練習をしているか)
・配球、スイング・ファウルによる守備位置の変更
・カウントによるサイン
・守備の待機時の行動
・スイングの軌道、フォーム
・走塁技術
他にも多々あります。

「配球」を考えるだけでも自分たちの野球に役立つ事は多いでしょう。

例えば
初回、こちらの守備時、1アウト・走者は足の遅い走者が一塁のみ。打者は3番打者。
投手が投げた内角のカーブを鋭い打球で三塁線にファールをして、カウントは1ボール2ストライク。
実際にこういった場面はあるでしょう。
その時に

・打者はどのコースを狙っているか?
・打者がしてはいけないことは?
・バッテリーはこの打者をどう抑える事を狙っているか?
・ここで有効な球種は?
・その打球はどこに飛ぶ確率が高いだろう?
・それなら、どう声を掛ける事が有効で、その人の備えになるだろう?

考えてみてください。パっとそれぞれの答えが浮かびますか?
ハズレても良いから考えてみてください。
重要なのは考えて見ること。そして、自分の事だと思って見ること。
時間をドブに捨てて、ぼーっと見ない事です。
頭の体操だと思って考えてみる事です。
間違ったって良いのです。きっと答えは一つではないでしょうから。
野球を考えるのには、ラジオで聞く事も良いでしょう。
ラジオは音だけですからイメージも膨らみますし、実際に自分がその場面でグラウンドに立っている事も
イメージしやすいでしょう。
子供の頃は球場でラジオを聞きながら試合を見させられました。
もちろんテレビも良いと思います。
偏った解説もありますが、解説者の言っている事に、「なるほど」と納得する事とか
「いや違うだろ」とか、考えてみる事が大切なのです。

実際に球場に行ったら、自分が走者や野手だと思って見ること。
「次は何をしなければならないのか?」を意識するだけでも、実際に自分たちの試合の時でも
少しはイメージする事ができ、次のプレーの備えにする事もできるでしょう。
そうすれば、今以上に野球が面白く感じられるようになるかもしれません。
プロ野球も残り少なくなってきましたが、もう少し自分の身になる野球の見方を意識してみてください。

もう一度この記事に書いてある事を始めから読んでみてください。
必要以上に急ぐ必要はないと思いますが、チーム結成からけっこうな年数が経っています。
が、我々の野球はまだココですよ。

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