2/20(土)試合雑感

いや〜年齢とは怖いもんで、めっきり風邪を引きやすい体になってしまいました。
前はこんな事はなかったのに…。





2010.2.20(土) 11時〜 ガス橋球場 VS バックアイズ
結果:5対4で敗戦。
・試合内容
簡単に言えば投手戦。
最終的には打ち負けて、こちらの敗北。
・所感
投手は一人で完投。
先発の#21さんは、コントロールを意識していましたが、
多少制球難に苦しみ、隙を突かれて失点を重ねました。
試合全体の流れは良かったと思います。負けていてもムードは良かったですし。
以下、細かい点を。

 




■捕れる打球はきちんと処理する

まだまだ捕球の完成度が低いです。
初回か二回に、レフト前の安打になった打球がありました。
あの打球に関しては、結果的にはライナーでも、鋭さは無く、滞空時間が長いため、
ギリギリ捕球できた当たりだったのではと思います。
それには一歩目の打球判断が重要。
久々の試合であればこそ、思い切ったプレーが見たかったです。

■「打順」を「打線」にしていかねばならない

スコアを見てみるとわかりやすいのですが、同じ人から始まり、同じ人で終わっている事が目立ちます。
また、一人二人塁に出ても、残塁で回を終える場面が目立ちました。
それも、ボール球を引っ掛けて終わっていた事が目立ちます。
相手投手を考えると、試合の前半ではストライクとボールがはっきり分かれていました。
そういった時に考えなくてはならないのは「ストライクは振る」、「ボールは見送る」という基本的なことです。
自分の体のどこからどこまでがストライクゾーンなのかをきちんと見極め、覚えておくことが大切です。

■走塁編を考える


最終回、ツーアウト1・2塁の場面で#7さんの打席。
初球(ストライク)に二塁ランナーが三塁へ盗塁し、二球目(ストライク)に一塁ランナーが盗塁しました。
しかしカウントはツーストライクと追い込まれてしまいました。
守備目線で言えば、ここはバッター勝負の場面、いかにランナーに走られようが、
目の前のバッターを打ち取ればゲームセットとなります。
そう考えると、ワンストライク目で二塁ランナーが走るのならば、それと同時に一塁ランナーも走れば、
打者には、残りツーストライクの「心理的な余裕」が生まれます。
小さな事かもしれませんが、「残りストライクが1球しかない」と考えるか
「残り2球もストライクがある」と考えるか。ジャブのように打者に心理的に効いてきますし、
これを裏返すと、投手心理でも言える事だと思います。
こういった小さな隙を与えなければ、より勝利を得やすい試合展開にできると思います。

■落ちはキチンと


試合後、監督に私が訊ねられた場面。
監督:「(個人的に)バッティングはどうだった?」
#27 :「まだまだですね」
監督:「(個人的に)走塁編はどうだった?」
#27 :「まだまだですね」
↑ここで走塁編をミスした私が返すべきは「反省してま〜す」でした…。
ここで使わずして、どこで使うのかと…。
という事で、もろもろ反省してま〜す。

今回は珍しくアンパイアを手配して頂いた試合でしたが、皆さんは気付かれましたか?
今シーズンから「ストライクとボールのコールが逆に」なってます。
ストライク先行ではなく、世界基準と同じく「ボール先行」でコールされていました。
(ex:ツーボール、ワンストライク というように)
それと、次回はウグイス嬢なんかも…。
という事で、以下こんな選手紹介されたら、試合中ずっとニタニタしてしまうという動画。
0:50くらいから)


 

4 Responses to 2/20(土)試合雑感

  1. #21

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ムード良くリードしていながら、投手自らが勝ちを手放した…….そんなゲームでした。
    以下、非常に長くなりますが、自己分析をば。
    --------------------------------------------------
    ◎[下線]この試合の投球テーマ[/下線]
    前シーズンの不調で思い知らされた課題は制球力不足。内外の揺さぶりと緩急でカウントを稼ぎ、高低で打ち取る…そんな理想のピッチングには何よりもその制球を安定させることが不可欠。
    そして今シーズン初登板のこの試合に臨むにあたり、下記3点をテーマに掲げてマウンドに立ちました。
    [太字]㈰直球を内外高低狙ったコースに投げ分ける[/太字]
    [太字]㈪タテの緩いカーブでタイミングを外す[/太字]
    [太字]㈫フォークで空振りを奪う[/太字]
    ◎[下線]結果と検証(総括)[/下線]
    5回を投げ5失点。毎回のように四球でピンチを作り、勝負球の制球の甘さで逆転タイムリーを許す。[色:FF0000]制球力不足の課題を解消できず[/色]。
    ◎[下線]結果と検証(詳細)[/下線]
    [色:0000FF]㈰直球の採点:100点満点で50点(制球15点,球威35点)[/色]
    直球再生は今シーズン最大のテーマ。この日の球威は今の時期にしてはまずまず。4回あたりから指にかかるようになり、前シーズンでは10月までできなかった指の血豆が早くもできて良い傾向。このまま投球数を増やして肩ができてくれば、5月頃にはスピード,球威ともに納得できる仕上がりを望めると思う。
    但し問題はやはり制球力。
    リリースポイントが不安定で、この日は[色:FF0000]特になぜか左打者への制球に苦しみ[/色]、たくさん歩かせる。
    それでもカウントを稼ぐ球は4回あたりからようやく意図するコースに投げられるようになったが、[色:FF0000]肝心の勝負球が最後までイマイチ[/色]。5回に逆転タイムリー浴びた局面は、見逃し三振を取る為に外角低めを狙ったところド真ん中に。長打にならなかっただけマシといえる甘い球だった。球威は悪くなかったにもかかわらず直球での奪三振が少なくファールで粘られるケースが目立ったのも、勝負球が[色:FF0000]真ん中に集まり過ぎ[/色]たことが原因。
    [太字]㈪,㈫変化球の採点:100点満点で45点(カーブ20点,フォーク25点)[/太字]
    ・カーブはタテに緩く割ってタイミングを外し、あわよくばゴロを打たせることを意図してテスト。が、直球同様に[色:FF0000]ストライクとボールがはっきりしていて[/色]容易に見逃され、カウントを整えることもできず四球を増やす原因に。ゴロを打たせるまで到底至らず。
    ・フォークは空振りを奪うことを狙いとするが、[色:FF0000]切れに波があって高めに浮く[/色]ケースもあり空振りは一つも取れず。但しチェンジアップ的な効果があった為か泳がせた内野ゴロとポップフライで仕留めることはでき、被安打はなし。
    ・ちなみにスライダーはこの日は投げない予定だったが、直球,カーブの制球ままならないテイに業を煮やした捕手が2回から再三要求。首を振って拒否し、それでも2球いったが勝負球では使わず。あくまでカーブ,フォークのテストと決めていた為だが、結果で答えないとイカンなぁ…。
    ◎[下線]課題解決に向けて[/下線]
    直球,変化球いずれも3月の練習で投げ込んで、イイ球がいった時のリリース感覚を身体になじませる必要がある。特に直球は外角低めでポンポンとストライクを取れるよう、打者を立たせた投球練習を是非やりたいと考える。
    ◎[下線]最後に[/下線]
    『勝つための投球』。今年はコレにこだわって投げたい。本格的なシーズン前で色んな調整をしながら仕上げている段階だが、それでも貪欲に勝ちを取りいきたいと思う。
    ・[太字]先頭打者を歩かせない[/太字]
    ・[太字]球数を減らして守備時間を短く[/太字]
    ・[太字]点を取った次の回こそ集中して3人で抑える[/太字]
    ・[太字]三振を欲しがらず、必要な局面にのみ奪いにいく[/太字]
    上記4点が実践できていれば、リズム良く有利に試合を展開することができる。それだけに、実践できなかったが故のこの敗戦はとても口惜しい。
    課題は練習で1つ1つ解消していきたいと考える。
                                                

  2. #27

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >#21さん
    >>◎結果と検証(詳細)
    >>㈰
    制球力に関して言えば、一つにマウンドが平らであった事もあると思います。
    相手投手も当初安定せず、高めに浮いていました。
    低めに集める事は確かに大切なこと。
    しかし、相手打者も目が慣れてきますので、真っすぐだけで押していくのは
    (特に決め球は)戦略から見てナンセンスだと思います。
    あくまで私の中で直球は「カウントを稼ぐ球」、「ファールを打たせる球」です。
    初球に投げるフォームと、どうしてもカウントが欲しい時のフォームが同じなのではないでしょうか
    (下半身、ステップ)。
    それと疲れてきたり、制球力がバラけれくると、どうしても肘が下がりやすく
    なってくるので、そのクセを直す事が大切なことと、背筋力が少し落ちてきている
    のかもしれません。
    「振り下ろす意識」は必要だと思います。
    >>㈪、㈫
    受けていた感触として、あの日は
    ・カーブ…70点
    ・フォーク…40点
    ・スライダー…10点
    という印象でした。
    私の中でカーブは、「タイミングを外す球」、「ファールさせる球」、
    そして「打ち捕る球」です。
    そういう意味では、しっかりと配球できていれば、多少甘めに入ってきても
    面白いのかなと感じました。
    フォークに関しては、落ちが足りませんでした。
    落ちが足りないフォークはとても危険です。実戦ではもう少し…でしょうか。
    この日、一番いけなかったのがスライダーでした。
    変化が乏しく、入るコースも悪い。
    スライダー自体外野に飛びやすい球種です。打者のインから入るスライダーはとても危険です。
    打者の反対側のコースに抜けてしまうくらいの気持ちで丁度良いと思います。
    >>◎課題解決に向けて
    特訓しますか。
    >>◎最後に
    「勝つための投球」ならば、#21さんが書かれた事ももちろん必要ですが、
    それ以上に「妥協すること」も必要です。
    投手が「真っすぐで押したい」という気持ちでも、その日の真っすぐが活きていなければ、
    私は躊躇なく違うサインを出します。
    でなければ勝てないからです。
    私の中の「草野球・投手論」としては、
    『直球、変化球を問わず、キレのあるボールを投げれる投手。
    ここぞという時に、アウトローに投げれる投手』が一番だと考えます。
    それは球速が素晴らしいのではなく、変化球と直球の「ギャップ」を、
    どれだけ打者に体感させられるボールを持っているかという事だと思います。

  3. #10

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    打線について気付いたこと1点と、#27さんのコメントに関する私見1点。
    まず、今回の試合は、打線に関しては残塁が多かったですね。
    裏を返せば、上位、下位それぞれでチャンスを作れたということなんですが。
    そこであえて1点、勝負所でもう一歩だったところを。
    場面は1-1同点で迎えた2回裏、ワンアウト2・3塁、9番バッターのところ。
    ここはよほどの強打者でない限り、とにかく球にくらいついてゴロを打つべきところでしょう。
    ゴロを打てば何かが起きる可能性が非常に高い場面です。
    塁が詰まっていないので、内野は普通の打球でもバックホームを焦ってしまうところですし、そもそも前進守備なので野手の間を抜ける可能性も高いわけです。
    絶対に避けないといけないのが、ポップフライと三振。
    野球が前に進みません。
    場面場面でいろいろ考えるべきことはあるでしょうが、シンプルに[太字][色:0000FF]野球は「ランナーを進める」競技[/色][/太字]だと僕は思っています。
    (ランナーがいない時は・・・「貴方」がランナーです!)
    もう1点は、#27さんの指摘する最終回ツーアウト1・2塁の場面ですが、確かにサインプレーでダブルスチールというのはありです。
    が、現状チームはノーサインでプレーしているので、あの場面の1塁ランナーの走塁編は仕方ないでしょう。
    むしろ、2アウトなので、打者はランナーが走るか否かにかかわらず、好球必打のスタンスで良いと思います。

  4. #27

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >#10さん
    >>ゴロを打てば何かが起きる可能性が非常に高い場面です。
    確かにその通りです。
    あくまで草野球ですから、ヒットにならず、野手の目の前にでも鋭い打球が飛べば
    何が起きるか分からないので、とにかく「当てる」打撃を考える場面でした。
    >>あの場面の1塁ランナーの走塁編は仕方ないでしょう。
    >>打者はランナーが走るか否かにかかわらず、好球必打のスタンスで良いと思います。
    これはチーム内できちんと決めておいたほうが良いケースだと思います。
    どうしても精神的に遠慮してしまう人が多いチームなので、
    今後もこういった事はあるのかなと。
    負けている分、塁を詰めたいというランナーの気持ちも分かりますし、
    いざインパクトの瞬間、ランナーが視界に入り、集中力が乱れる=気が散ってしまう
    という打者の気持ちも分かります。
    ただし、打者は「積極的に自分がランナーを返す」という考える事は必要ですし、
    ランナーは「自分が打者だったらどういう心理か」という考えを
    全員が揃えていないと、また同じ結果になってしまうと思います。
    故に野球にはサインがあるんだなということも。
    確かに私が打者だったらランナーに関係なく振っていたでしょうし、
    本当に集中力が乱れるのが嫌なら、口頭で「走らないで」とランナーに告げていたと
    思います。
    ただ、次打者は私でしたので、「ランナーを気にしないで振って」と
    アドバイスをしていれば、何かが変わったのかなと反省しています。

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