11/28(土) 試合雑感

11/28(土) 6時〜 松ノ木球場 VS トカレフ。
結果:6対3で勝利。

・試合内容

初回に2点エラー絡みで先取された後、裏の攻撃で、相手のミスを誘い6点を奪取。
終盤に1点を返されたが、そのまま勝利。

・所感

投手は一人で完投。コントロールを重視した素晴らしい内容。
守備については、細かなミスはあったものの、全体的に堅かったと思います。
攻撃については、3安打と貧打ながらも四死球やエラーに助けられた試合展開でした。
以下、細かい点を。




■エラーの後

こちらの初回の守備時に内野の送球エラーで一塁にランナーが出た時。
カバーに入ったライトが捕球後、内野は誰もボールをもらいに行きませんでした。
ライトはどこに投げて良いかも分からず、結局ライトからピッチャーに返球。
野球を知っているランナーなら次の塁を狙うのは当然。
外野からセカンドへの送球も、草野球では逸れるケースが多々あります。
久しぶりに参加した選手ならば特にです。
とりあえず内野が外野からボールをもらって、ランナーを見ながら(牽制しながら)、投手に返す。
細かい事ですが、そういった基本的な動きをきちんとしていく事が、チームを強くするポイントでもあります。

■ショートの声

今日の試合でショートに入って頂いた助っ人Mさん。攻守に渡り助けて頂きました。
そんな中でも特筆は守備時の声
女性らしい通る声で、「ここで声がほしい」という時にもショートから声が出始めていたのは
捕手から見て頼もしい限りでした。
話す内容なんて何でも良いのです。要は活気がほしいということ。
「ウチのチームは投手だけでなく、全員で守っている」というプレッシャーを相手チームに、
安心感を投手に与えれば良いのです。

■余分な1点

相手の3点目は不要な点数です。
先週も同じようなケースがありましたが、セカンドゴロを捕球した時点で三塁にいるランナーを
牽制しなければなりません。

牽制し、三塁にランナーを足止めさせた時点でボールを一塁に送る。
流れで本塁に走って行くよりも、一度止まってからのほうが、走り出しにくいのは周知の事だと思います。
点差があった事も事実です。ただし、競った試合ではああいったミスで試合を落としてきた事も事実のはず。
野球ではまず、先の塁を取ろうとしているランナーをアウトにする事が先決。
来期に向けて、こういったケースを抑えていく事が大切です。

■レフトの捕球

三遊間を抜けたヒットがレフトの前に転がった時、捕球できず足に当たり前に転がった場面。
後で確認したら、「久しぶりの早いゴロで怖かった」と…。
あの場面はランナーがいなかったケース。レフトが考えるのは打者走者を二塁に進めないということ。
だったら、その後にセンターがやっていたような「膝をついてがっちり捕球する」捕り方でも良いです。
ちなみに、足が肩幅よりも狭い状態で低いゴロを捕球するのは難しいです。

がっちり捕球する為には、先程書いた膝をつくような型か肩幅より少し足を開き、膝を曲げ、
腰をしっかりと落とすような内野手のような型
で捕球しなければなりません。
それが出来ないようであれば、以下の動画の00:53〜のような姿勢です。
今日の試合と全く同じケース。上体を低くしなければならいのは、ゴロ捕球の基本です。



■試合展開


今日の試合は、今年こちらがやられたような試合展開でした。
投手の四死球から出塁を許し、エラー絡みで得点を重ねられる。
試合をしていて気付いた方も多いと思いますが、こういう試合展開は正直楽です。
こちらが必要以上に頑張らなくても、相手が勝手に自滅してくれるのですから。
ですから、こちらも相手を楽にさせるような試合はさせてはいけません。
投手はコントロールを意識する。
野手はあせらず捕球する事、きちんと送球する事を意識する。

こういった事をきちんとしていれば、試合は簡単に崩れません。
体格や経験だけで野球の勝敗は決まらないのです。
著名な先生もこう言っています。
「我も人なり、彼も人なり」と…。


 

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