7/16(土)試合雑感








■繋がった試合

最終回の粘りは、特筆すべき点だと思います。流れとしては、
四球→ヒット→四球→ヒット→ヒット→ヒット→ヒット
この中に、2つの四球が入っていること。
このブログでも何度も書いてきていますが、四死球はとても大切なこと。
労せずに塁を一つ獲得できるのですから。
甘めのストライクは積極的に振りに行く。
その代わりに、ボール球はきちんと見送る。
これが出来ていれば、今回のように打線が繋がっていく展開を、今後も期待できると思います。

■かき回すということ

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2つの動画での共通点はアウトカウント(1アウト)。
始めの動画では、1・3塁の場面です。一塁走者が盗塁を試みていますが、
完全にセーフになるペースではありません。この盗塁の目的は、相手捕手を釣ること。
「コイツなら刺せる」と思わせ、二塁まで投げさせること。
二塁まで投げさせる事ができれば、三塁走者が悠々と本塁に還る事ができるでしょう。
また、二塁に投げさせる事ができ、予想よりも良い送球で完全にアウトになりそうな時は、
わざと挟まれても良いと思います。その間にも、三塁走者が還る可能性が出てくるので。
しかも、そこで一塁走者がアウトになっても、2アウトです。

次の動画は、二塁・三塁の場面。
こちらの打者走者の目的は、二塁走者を本塁へ還すこと。
センター方向に打てているので、三塁走者は確実に還れると思います。
二塁走者を還すには、打者走者がやはり相手捕手を釣ること。
欲を言えば、打者走者も二塁まで行きたかったのですが、残念ながらアウトになってしまっています。
二塁走者は逆転の走者なのですから、その走者を還せば勝ち越せる訳です。
ですので、送球の良し悪しを問わず、二塁方向へ捕手を釣ることがなの場面では必要になってきます。
こういった事を一人一人の頭の中で意識し、イメージ出来ていれば無理に盗塁を狙わずとも、
十分に守備をかき回し、撹乱する事ができるのです。
これには、脚の速さよりも
「ここで今、自分が犠牲になっても何をしなければならないのか」を考えておく事が必要です。
その為には、やはり野球を見て、知らなければなりません。

 

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