内角球の打ち方

以前に聞かれた事があったので書きます。
ちなみに記念すべき100記事目。

動画を見て下さい。

初球から内角の球を綺麗にセンターに弾き返しています。

ランナーが3塁にいる状態でこういったバッティングが出来れば、ランナーは楽に帰れますし、
チャンスがさらに広がります。

内角打ちのポイントは、
「どうすれば最短距離で内角に来るボールに対して、バットの芯を当てられるか」という事です。
スイングを細かく見て行くと、

1.下半身はバックスイング後、やや「オープンスタンス」のような形で足を引いて着地させます。
気をつけなければならないのは、この時に足が開いてしまうと強い打球で返せません。
ステップ後の着地はあくまでも「かかとから」のイメージで。

2.下半身が固まったら、腰を回転させます。

3.腰が回ったら上半身です。

ここで重要なのは、バットを流す軌道を、通常の軌道と変えてやる事です。
通常のスイングよりもバットを首に近いところから肩を擦るように出してやります。

4.インパクト時は内角の球でもバットの芯に当てなくてはならないので、
体の正面、あるいは正面よりも左側にバットのグリップを持ってきてやるようにバットを払います。

3.については、下記の画像を見て下さい。

※クリックで大きくなります。










左はバットを出す瞬間の静止画。
右はそこにコメントを追加した図です。

この動画の方の通常のスイングはもちろん分からないのですが、イメージしてみました。
まずは青字のほうのバットの位置に注目してください。
真ん中寄りのボール、また外角のボールに対してのバットの出だしの位置は、
画像のところ辺りではないかと思います。
次に赤字のほうの内角のボールを打ち返した時のバットの出だしの位置は、
青字のほうとバット出だしの位置が異なる事は分かりますでしょうか?
内角打ちの場合は上記のように、よりバットを寝かせ、体に近い位置から
バットを出してやり、最短距離で芯をボールを捉えなければなりません。
ただ、こういうスイングは頭で理解していても、ピッチャーが投げてからでは体は反応しません。
バッティングセンターや素振りをする際にも意識して練習し、体で覚えましょう。

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