今までどうしようも無い場合を除いては、あえて細かい事を言わなかったのですが、
ちょっと気になったのと、直したほうが良いなぁと思うので書きます。
まずは動画を見て下さい。
そして次の動画(特に一番始めと、取り損ねた部分を見て下さい)。
単純に、上の2つ目までの動画と比べて、3つ目の動画の方はあまり上手くない印象を受けると思います。
ですが、チームの多くの人が3つ目の動画に近い捕球の仕方をしています。
何が違うか分かりますか?
とりあえず考えてみてください。
答えは簡単で「捕球する時に、グローブでボールを追っている」という事です。
※↑答えを見るには、マウスを左クリックして文字部分をなぞると見れます。
では、この捕り方の何がいけないのか?
・一つは、キャッチするタイミングが狂うために、結果ボールを取り損ねてしまうということ。
・二つ目が、低めの送球が来た時に、上からグローブをかぶせてしまうことです。
まず一つ目ですが、グローブでボールを追うと、自分で「ボールを掴むタイミング」がわかりませんよね?
つまり、構えた位置と違ったところにボールが来た場合、それを追っていてはキャッチングが
間に合わなくなります。そこに重ねて「キャッチするタイミング」が分からなければ、必然とボールは
グローブの中からこぼれてしまうのです。
キャッチャーの捕球をよく見てください。キャッチャーはピッチャーが投げやすいように
最初は構えています。いざピッチャーがリリースすると、反応しやすいようにミットを下げて、
来たボールを捕球しに再度ミットを動かして捕球します。
これをミットを構えたままボールを追って行くと、ミットでボールが隠れ、キャッチするタイミングが
わからず、捕球できなくなってしまいます。
試合や練習で、フライが上がった時にグローブに当ててボールを落としてしまった経験はありませんか?
こういった一つ一つの基本が、とても大切なんです。
二つ目は、ボールはあくまで捕球するものです。押さえ込むものではありません。
3つ目の動画のボールを取り損ねた場面をもう一度見て下さい。
低く目に来たボールをグローブで追い、結果キャッチする事が出来なくなっています。
来るボールに対して、グローブの受球部分が地面や横を向いていては捕れませんよね?
ボールが来る方向に受球部分が向いていれば、自然とグローブの中にボールが入りますよね?
こういったクセをきちんと直したり、基本がしっかり出来ていないと、自分に自信を持てず、
エラーを繰り返してしまったり、特に競った試合では勝てません。
チームの全員が基本をきっちり出来ていれば、「守りから波に乗って攻撃に移ったり」、
本来の意味での「守り勝つ野球」ができるのです。
ボールは勝手に来ますから、捕りに行かない捕球をしっかり身につけましょう。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
低めのボールがおじぎしてくるのに対して,グローブが追いかけてしまうのは,悪い癖だと認識はしております。
来るボールを見て,低めの球に対してはすぐにグローブを下から出せるようになればいいのではないかと思って意識はするようになってるんですが。。
ちゃんと意識を持つことと,反復練習ですかね。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
> 来るボールを見て,低めの球に対してはすぐにグローブを下から出せるようになればいいのではないかと思って意識はするようになってるんですが。。
最初から構えていると、どうしてもグローブでボールを追ってしまうので、
楽にするか、一度構えを解いて再度ボールを捕球するようにする事ですね。
> ちゃんと意識を持つことと,反復練習ですかね。
そうですね。練習の時から常に意識して、それを実戦で使えるように体で覚えさせるような感じですね。